クラーク記念国際高等学校 ドルフィントレーナーの授業/実習 2016年11月5日~6日
2016/11/6 イルカ , ドルフィントレーナー , 学校 , 教育 , 高校
今回はクラーク記念国際高等学校のドルフィントレーナの授業/実習編です。
5月に座学を受けている生徒が対象になります。
2日間で行いましたが、まずは現役のトレーナーからレクチャーを受けていきます。
トレーナーにとって、イルカの見分けるのは基本中の基本。
なので、まずは個体識別の練習です。
イルカはそれぞれ特徴があるので、それを紙にまとめて覚えていきます。
次に餌や薬について、学びます。
餌は何なのか、どのような薬があるのか、水族館では見れない光景です。
そして、待ちに待ったトレーニング実習!!
グループに分かれて、ホイッスルとサインの練習です。
イルカに明確に指示を与えるのは大事なことです。
まずは陸で練習してから、生け簀に渡ります。
生け簀に渡ったら、個体識別をして、医療行為の見学です。
検温や投薬などを見せてもらいましたが、生徒達は食い入るように見ていました。
そして、トレーニング実習です!
ただサインを出すだけではなく、トレーナー側が考えて行動をしないと、
イルカは迷ってしまいます。
最初は生徒達も戸惑ったりしていましたが、後半は慣れてきたようで。
迷いなく、イルカにサインを出せるようになっていました。
たった2日間の実習でしたが、段々と生徒達の顔つきが変わってくるのが、
とても印象的でした。
これを機に、海の業界に興味を持って、足を踏み入れてくれる生徒がいると、
とても嬉しいなと思いました。